2009年7月25日 (土)

花火

L18 家族揃って芦屋の花火大会へ。

芦屋に移ってから毎年恒例になりました。今日は朝から天気が怪しく、急に豪雨になったりで心配でしたが。

芦屋サマーカーニバルの〆の催しで、会場には芦屋市やMBSのイベントブースがあったり、数々の屋台が並んだりと、毎年、この花火を目当てに人が集まります。年々その数は増えているようですが、今年は天気が怪しかったこともあり、例年より少なく思えました。

いつもは海上から打ち上げられていたのですが、南芦屋浜も数年前と違って戸建ての住宅が増えてまして、近隣への影響もあってか、今年は最西端の砂浜の防波堤からの打ち上げでした。

花火大会も不況の影響で維持が難しく、いつもは砂浜で見上げながら愉しんでいたのですが、今年はそこも有料になったため、少し北の芝生広場で観覧。で、有料席が増えたため、何やら花火に併せて音楽やアナウンスが流れていたようですが、逆に花火の間隔がとぎれてしまい残念でした。一昨年?はレーザー光線、今年は音楽とのコラボを企てられていたようですが、光や音は花火で充分。短くてもいいから、ただ単に花火だけを満喫したいと思っている人は多いはず。来年は是非シンプルにお願いします。(笑)

それでも夜空に舞い上がる花火の美しさと迫力は、今年も感じることができました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月 1日 (木)

2008>2009

M072008年、お疲れ様です。

2009年、よろしくお願いします。

2008年は(も)いろいろありました。

出会って理想の空間が実現できた人、出会っても残念ながら実現まで進めなかった人、出会うことすらなかった人、そして実現へ向けてのご協力頂いた人々・・・建築は、空間は、様々な人の手を経て、想いが重なって、はじめて実現するものだと改めて実感しました。

そして、2009年。

年が変わったからと言って、自分自身のこだわりと信念は変わりません。時代が変わったからと言って消費されるような空間は残したくない。人の年齢の積み重ねと共に、空間にも時間を重ねていただけるような、そんな建築、空間づくりを今年も目指します。

同じように、年が変わったからと言って、厳しい社会の現実はそう変わりはしないでしょう。去年の疲れもそのまま引きずって、でもほんの少しでも前向きに、ポジティブに我武者羅に進んでいくしかないと思っています。

年初めに音楽ネタで恐縮ですが、写真は、斉藤和義「おつかれさまの国」のジャケット。MOTT THE HOOPLEの「THE GOLDEN AGE OF ROCK'N ROLL」みたい?

斉藤さんは丙午の同い年です。(笑)ただでさえ少ない丙午の世代。同い年の誰かが頑張っていると、つい自分も!と力が入ります。ですが、この歌は力まず自然体でリラックスできるような、そんな歌です。10年ほど前、「歌うたいのバラッド」でハマリ、しばらくご無沙汰していたのですが、ここにきて再びハマってます。

♪そのひとの疲れに「お」をつけて「さま」までつけて、「おつかれさまです」と声をかける ぼくらの日々・・・悪いことばかりじゃないことも人生で 物語はまだまだ続くよ さあいこう その夢も不安も闘いも これからだから 「おつかれさまです」といってみる このぼくに~♪

作詞はコピーライターでもある一倉宏さんですが、斉藤さんの曲とその歌声でことばの力は増幅されます。同い年で、同じ時代に同じような音楽にハマってきた人だけに、どこか共通するものがあって、自然と意識してしまうんですね、何となく。この時代、同じように感じて、同じように頑張ろうとして、って感じで。

話は変わって蹴球です。(笑)

ガンバ大阪は天皇杯本日決勝!過酷なスケジュールの中、準決勝を勝ち抜いての進出です。再びクラブW杯のピッチに立つために・・・まさに満身創痍ですが、夢を現実にして欲しいですね。

と、まあ、今年も建築と音楽と、そして蹴球と、好きなものを追い求めて、究極の理想を追い求めて、ただひたすら進んでいきたいと想うばかりですが、また今年も様々な人との出会いを求めて、あちこち出没すると思います。(笑)

そんなこんなで、本年も昨年以上に、どうぞよろしくお願い申し上げます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月18日 (木)

夢のひととき・・・

H06_2 今夜はまさに夢のひとときのようでした。

FIFAクラブワールドカップ準決勝、英国の名門、マンチェスターユナイテッドvsガンバ大阪戦。

昔の欧州と南米のクラブチームが世界一を争ったトヨタカップが今は全世界での争いとなり、ガンバ大阪はアジアで頂点に立ったので参戦、そして先日一つ勝って今日、夢の対決となりました。

試合はもう、久々の興奮状態。双方、攻撃型のチームということもあり、シュートの嵐。前半はガンバが押し気味で組み立てていましたが、最後の詰めが甘く無得点。一方マンUはセットプレーからきっちり決めるとこは決めて2点先取。このまま後半も流れるのかなあと思いきや・・・

なんと、ガンバが1点を返上。と言うよりは入れてしまったという感じ。このまさかの失点に後半途中から出場のルーニーがキレた?本気モードで一気に5-1に。もう笑うしかありません。まるで大人と子供の試合みたい。

・・・が、ガンバは粘りました。遠藤のPKで2点目、そして相手ボールのインターセプトから3点目を。試合は番狂わせなく、マンUが勝ちましたが、ガンバはそれ以上に善戦してました。前半の枠に飛ばないシュートが決まっていれば、ちょっとは違っていたかも?と思わせるぐらい。C.ロナウドに仕事をさせませんでした。

で、ガンバは3位決定戦へ、マンUは決勝へ。どちらも日曜に試合があります。また再び夢の世界へ・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月29日 (土)

音楽会と誕生会

P21 今日は朝から小学校の音楽会へ。小4の長男と小1の次男です。

前半が1・3・5年生、後半は2・4・6年生というプログラムで、各学年合唱と合奏が繰り広げられました。1年生の次男は初めての小学校の音楽会ということもあり、少々緊張気味?4年生の長男は場慣れしてきました。どの学年も聴き応えのあり、難しい曲の合奏もヒヤヒヤ?でしたが、感動しました。

6年生は最後に自らの花道を飾るように、1人ずつリコーダーを吹きながらの退場です。昨年までは「少年時代」でしたが、今年は「キセキ」でした。またこれが泣きそうになる曲で・・・6年生の保護者の方は皆さん涙涙で・・・と、こんな感じで今年も無事に音楽会が終了しました。

夜は先日の娘の誕生会。当日体調を崩したので、今日に延期です。

今年のケーキは写真のポケモンのシェイミ(ラインドフォルム)です。プレゼントは既に当日渡してますので、今夜はご馳走?とケーキでのお祝いでした。改めて5歳の誕生日おめでとう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月27日 (木)

旧乾邸から旧村山龍平邸へ

A10 A11今日は阪神間の代表的なモダニズム建築ともいえる「旧乾邸」と「旧村山龍平邸」を訪れる機会に恵まれました。

左の「旧乾邸」は海運事業で財を成した乾新兵衛氏の邸宅で、建築家、渡辺節の設計によります。鉄筋コンクリート造の躯体に木造の屋根が載っています。昭和11(1936)年竣工。今回は4年ぶり2度目の訪問でした。

右の「旧村山龍平邸」は朝日新聞の創業者である、村山龍平氏の邸宅です。今日は洋館の見学で、設計は河合幾次。煉瓦造の地下と1階に木造ハーフティンバーの2階で構成されています。こちらは明治42(1909)年の竣工です。また、内装や家具はインテリアデザイナーの草分け的存在といわれる、小林義雄氏の手によります。特に今回、旧村山龍平邸の洋館は普段は非公開でもあり、家具や文房具や時計、絵画などが当時のままに置かれていました。

2邸とも時代は違えど、空間構成や装飾のディテールに至るまで、独特の空気感を醸し出しています。デザインそのものではなく、その空気感を少しでも吸収しようと感覚を出来うる限り研ぎ澄まして・・・

当時の邸宅は来客をもてなす洋館と、日常を主に過ごす和館とがあり、旧乾邸には和館は現存しておらず、旧村山邸は和館は残念ながら非公開でした。

実は・・・この旧村山邸の和館は建築家、藤井厚二によるもので、今日はこれが目当てだったのです。前に「聴竹居」を見学して以来、藤井氏の作品を他にも見てみたいという思いから、芦屋から近いこの旧村山邸を気に掛けていたのですが、たまたま今回の見学会のイベントを知り、参加したというわけです。

ですが、残念・・・見学できるのは洋館のみでした。ただ、洋館の2階奥の和室に張り出した縁側から、洋館から延びる渡り廊下と和館の全貌が見渡せた時、しばらくそこから身動きできませんでした。つい先日、5年ぶりにそこの茶室でお茶会が開かれたとのことで、保存状態はいいようです。ただ見学で公開するには、あまりにも複雑すぎて管理しきれないとのことでした。あ~でも見てみたい・・・

旧乾邸では、今回の見学会主催の神戸市教育委員会 文化財課の前田氏、旧村山龍平邸では、神戸芸術工科大学名誉教授の坂本氏、そして最後に香雪美術館では学芸員の方々に、各々ご丁寧な解説を頂きまして今回の見学会は非常に充実した時間を過ごせました。時に紅葉もまさに美しく、今日訪れた空間に漂ってきた空気の重み、時間の重なりをヒシヒシと感じながら、現場を後にしました。

そして今日は娘の5歳の誕生日。おめでとう・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月26日 (日)

住吉の長屋

A09_3  今日は大阪の住吉へ。

予定より少し早めに出て途中、建築家、安藤忠雄氏の原点ともいえる「住吉の長屋」に寄りました。

まだ学生の頃に見た、まさに長屋を切り取った町並みは今は面影は無く、3階建てが建ち並ぶなかでスッポリとはめ込まれたような感じでした。あいにくの雨模様でしたが、ファサードのコンクリートの表層は美しく、スケール感もものすごく身体的に訴えてくる建築でした。

そもそもコンクリート打放しとは、仕上げをするコストがなくての苦肉の?アイデアの一環でした。それが現在ではコストが掛かる仕上になってしまっています。ただ、そんな時代のコンクリート打放しだけに、この後続いていく安藤さん自身の作品の中でも、ひときわ何かを感じざるを得なかったのかも知れません。

夕刻、所用の帰りに再び前を通り、住吉大社へ。

芦屋に移る前は阿倍野近辺を拠点としていたので、この辺りは結構うろついてました。住吉大社は長男が生まれてお宮参りでもお世話になっていますし、久しぶりの空気感に懐かしさを感じていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 6日 (土)

「聴竹居」見学会

A08 今日は京都の山崎へ、「聴竹居」の見学会へ行ってきました。

この聴竹居は昭和3年(1928年)竣工の当時京都大学建築学教室教授の藤井厚二の設計による自邸であり、実験住宅でもあります。率直な感想はまさに80年前でこれなん!でした。

そもそも西洋かぶれがかった日本において、風土に適応した究極の住宅をという自らの研究の一環で、ここ山崎の山地12000坪を入手し、実験住宅として建てられた5作目であり、その集大成とも言われ、唯一現存する作品でもあります。

日照や通風、そして地熱や床下、小屋裏の空気の流れをはじめ、キッチンのダストシュートなど、環境設備面においてはあらゆる書籍で有名な話でもありますが、浴室のシャワーにも驚きました。

見学人数が多かったため、空間そのものの空気感を敏感に感じ取るには集中力が必要でしたが、各室の間合いの感覚が特に心を打たれました。その絶妙な構成は感動そのものです。およそ1時間ほどでしたが、今の自分にとって非常に貴重な体験が出来ました。

尚、建物は老朽化も激しく、補修も必要になってきています。時代を超えて残すべき建築だということは誰しもが認識しているものの、実際にはいろいろと大変なようです。最近、聴竹居のサイトを立ち上げられて、予約制で見学会もされていますので、ご興味のある方は是非一度足をお運び下さい。

また、山崎には千利休の茶室「待庵」や「大山崎山荘美術館」(新館は安藤忠雄氏設計)などもあり、見所も満載です。

4年前に「待庵」を見学する機会がありましたが、その際に聴竹居もこの辺りだとは判っていたものの、誌面で見るイメージではすごく山奥にあると思い込んでいたので、今日、実際に訪れてみて、まさかこんなところにあるとは・・・という意外性もありました。まあ、待庵も駅前ですし・・・

個人的には藤井厚二の実験住宅5作すべてを体感してみたかったなあ・・・

聴竹居:http://chochikukyo.com/index.html

待庵:http://www.remus.dti.ne.jp/~masa-t/

大山崎山荘美術館:http://www.asahibeer-oyamazaki.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 1日 (月)

建築家無料相談会のお知らせ

Nasa01_2 ㈱ナサホーム主催の建築家無料相談会に参加します!

日時:2008/09/07(日)  10:00~17:00

場所:オーパス奈良 (ナサホーム西大寺バンビスタジオ)

ナサホームさんとは、松下電工箕面SRでの建築家相談会をきっかけにつながりました。建築家とのコラボレーションを持ちかけて頂き、現在6名の建築家とともに活動しています。(ナサホームHP「建築家とのコラボ」欄参照)

今回の相談会は上のチラシにもありますように、奈良に展開されつつあるモデルハウスのオープニングイベントの一環です。当日は新築やリフォームなど、あらゆるご相談に無料で応じます。尚、ご予約のお客様優先となっていますので、前日までに当アトリエまたはナサホームさんまでご連絡下さい。

また、ご相談には、間取り図や写真などの資料をお持ち頂ければ、より具体的な提案が可能です。状況によりましては、現地調査ならびにファーストプレゼンテーションは無料で対応いたします。これを機に、たくさんのご来場ご相談をお待ちしています。

どうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 9日 (土)

「屋上露台の家」>桂へ、そして京都へ

A07 今日は朝から「屋上露台の家」の残工事の立会いと確認に出かけました。残りSUSの切文字でつくる表札のみ間に合わず、後はすべて完了。

ちょうど昨夜、弁天さんの花火があり、大迫力の夏の一夜を楽しまれたようでした。ただ、あまりに近すぎて?花火の細かな灰が、屋上露台や屋根は勿論、反対側にある車にも降り注ぎ、予想外の発見もありました。毎年花火後は掃除となりそうですが・・・

この日は夜に京都で予定があり、かと言っていったん戻るのも・・・と言うことで、阪急電車で移動。途中、桂で時間をつぶしました。

桂と言えば「桂離宮」。平日1ヶ月前から予約すれば入れるのですが、土曜と言うこともあって、とりあえず外周をグルリと徘徊しました。竹を束ねて寝かして葉全体でつくられた塀が圧巻でした。さすがは離宮ということもあって、建物までは残念ながら見えず。所々で屋根が垣間見えたりしましたが・・・

そしてもう一つ、写真の「桂カトリック教会」へ。設計はジョージナカシマです。突然お伺いしたにも関わらず、快く内部まで見学させて頂き感謝しています。別棟のロビーには、京都工芸繊維大学の学生さん?が製作された模型が飾られていました。詳しいことはまた改めて・・・

そしてそして京都へ。学生時代に(もう22年も前のことです)お世話になり、というか出会ってしまったと言うべきでしょうか、年々その存在感をしらしめられてしまっている建築家、上里義輝氏をしのぶ会に参加してきました。

今年は10年忌ということもあり、前夜祭としてゆかりのあった奈良県の天川村での宿泊から参加されている方も多く、これを機に氏の作品展や作品集など、その軌跡を一度カタチにしようというお話しまで出ていました。

このブログでも、未だに検索されている方も多く、やはりその存在は語り継がれていくべきだと強く思う次第です。

ちなみにこの日の会場は、弟子の一人でもある、安田勝美氏による「わら家」にて行われました。中でも「わらまゆの間」と称された空間は、まさにこの日のためにつくられた(仕組まれた?)ような感覚を感じました。

それぞれの上里論をはじめ、建築のこと、これからのこと、様々な話しが飛び交い、あっという間に時間が過ぎ去りました。僕自身、ものすごくいろいろなことを吸収できた充実した時間でした。

で、今年で10年忌ということは・・・先日誕生日を迎えた長男が10歳。え?ちょうど長男が生まれて6日後に上里さんが亡くなられた、と今気付きました。合掌。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 7日 (木)

五輪はじまる

H05 五輪はじまる。と言っても、開会式は8/8ですが・・・と言っても、もっぱら気になるのはサッカーですが・・・

サッカーの予選はいつも開会式前からです。女子は何とかドローで勝点1を得たものの、男子は負けてしまい、なかなか厳しいスタートになってしまいました。残り何とか粘って欲しいところです。

サッカーにはオーバーエイジ枠というのがあり、これをめぐって各国いろいろあるようです。ブラジルのロナウジーニョやアルゼンチンのメッシなどは所属のクラブチームとの間で駆け引きがあり、ロナウジーニョはバルセロナを離れてのオリンピック参戦となりました。メッシも直前までこじれていたようですが・・・それでも二人ともキチンと仕事してはります。

日本も遠藤選手や大久保選手といった候補が挙がっていたものの、大久保選手は試合中の行為によるペナルティを受けて、遠藤選手はクラブと代表の過密スケジュールによる疲労で直前に入院。結局、日本チームはこのオーバーエイジ枠を使わずに挑んでいます。

しかし・・・年代を問わずこの決定力不足はいつまで引きずるんでしょうか?前半から再三チャンスはあったものの、結局ノーゴール。決められる時にキチンと決めておかないと・・・対するアメリカは少ないチャンスをモノにしています。暑い夜に不満が募る試合でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧