ここ数日、見学会>手直し>撮影>残工事>撮影と、あっという間に過ぎ去り、ついにこの日を迎えました。
見学会では、多くの方が来場頂きました。ありがとうございました。
撮影は先週までの天気がウソのように乱れ、太陽の様子を伺いながらの進行となりました。合間に何とか光が差し込んだりと、待ち時間が長かったです。
バタバタの中、残工事もようやくカッコがついて、表札など少々を残して、竣工引渡しです。
あいにくの雨の中、まずは設備機器の取扱説明が行なわれ、その後、引渡しへ。重要書類や保障証、確認申請書類一式などの他、新たな鍵を説明しながらお渡ししました。
明日がお引越し。新たな生活がいよいよ始まります。今晩のうちに降るだけ降って、明日は雨が上がりますように。
思い起こせば昨夏に、まだ下の娘さんを背中に負ぶって見に来ていただいた「屋上露台の家」。それから出会いが始まりました。DCPプロデュースによる五人の建築家でのコンペに選ばれ、設計監理契約を結んだのが2/1。それからおよそ8ヶ月。自己最短かもしれません。
施工者の創建さんには、概算からの見積調整は勿論、予想外の地中障害と5mもの柱状改良も含めての工事にも関わらず、工期短縮まで図って頂き、監督さんや各職人さんをはじめ、施主施工の際に助っ人頂いた寺下さんにも感謝いたします。
写真は家族室に差し込む陽光が、刻々と変化する演出を捉えたカットです。これから住み手のご家族はこの空間で、これまでの時を継承しつつ、新たな時を刻み始められます。永い目で見てご一緒に考え抜いた設計を経て、実現したこの空間で、ご家族のご多幸を祈りながら、末永くおつきあいが続きますことを願っています。
この建築に関わって頂いたすべての方に感謝いたします。ありがとうございました・・・
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