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2008年11月30日 (日)

「大黒梁のある家」みんなで木部塗装

Hh13 「大黒梁のある家」の現場もいよいよ終盤に。今日はお施主さんとご一緒に床板や梁、階段などの木部塗装を。

僕の現場では恒例になってしまった?この木部塗装ですが、お施主さん自ら最後の仕上げみたいな感じで、いつも快く作業して頂いています。今日はお二人の娘さんも参加され、姉妹で息の合った手際で、何よりもご主人の頑張りによって、スルスルと作業は進むのでした。

なかなか普通はこういう体験ってできないこともあってか、皆さん楽しまれているようです。これを機に、新しい家への愛着と、ご家族の絆がより一層深まることを願うばかりです。ただこの作業、足腰と特に膝が痛くなるので、明日からの日常生活に影響を及ぼさないかと心配でもあります。お疲れが出ませんように。

おかげさまで当初予定していました工期の半分で作業が終了し、僕の方のスケジュールも非常に助かりました。帰りにはおみやげまで頂きまして、いろいろとお心遣い感謝します。早速今夜のデザートに家族で頂き、子供たちも喜んでいました。ありがとうございました。

さて、これであとは壁紙を貼って、設備器具をつけて・・・ボチボチ外部の足場も外れ、外構工事へと進んでいきます。

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2008年11月29日 (土)

音楽会と誕生会

P21 今日は朝から小学校の音楽会へ。小4の長男と小1の次男です。

前半が1・3・5年生、後半は2・4・6年生というプログラムで、各学年合唱と合奏が繰り広げられました。1年生の次男は初めての小学校の音楽会ということもあり、少々緊張気味?4年生の長男は場慣れしてきました。どの学年も聴き応えのあり、難しい曲の合奏もヒヤヒヤ?でしたが、感動しました。

6年生は最後に自らの花道を飾るように、1人ずつリコーダーを吹きながらの退場です。昨年までは「少年時代」でしたが、今年は「キセキ」でした。またこれが泣きそうになる曲で・・・6年生の保護者の方は皆さん涙涙で・・・と、こんな感じで今年も無事に音楽会が終了しました。

夜は先日の娘の誕生会。当日体調を崩したので、今日に延期です。

今年のケーキは写真のポケモンのシェイミ(ラインドフォルム)です。プレゼントは既に当日渡してますので、今夜はご馳走?とケーキでのお祝いでした。改めて5歳の誕生日おめでとう。

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2008年11月27日 (木)

旧乾邸から旧村山龍平邸へ

A10 A11今日は阪神間の代表的なモダニズム建築ともいえる「旧乾邸」と「旧村山龍平邸」を訪れる機会に恵まれました。

左の「旧乾邸」は海運事業で財を成した乾新兵衛氏の邸宅で、建築家、渡辺節の設計によります。鉄筋コンクリート造の躯体に木造の屋根が載っています。昭和11(1936)年竣工。今回は4年ぶり2度目の訪問でした。

右の「旧村山龍平邸」は朝日新聞の創業者である、村山龍平氏の邸宅です。今日は洋館の見学で、設計は河合幾次。煉瓦造の地下と1階に木造ハーフティンバーの2階で構成されています。こちらは明治42(1909)年の竣工です。また、内装や家具はインテリアデザイナーの草分け的存在といわれる、小林義雄氏の手によります。特に今回、旧村山龍平邸の洋館は普段は非公開でもあり、家具や文房具や時計、絵画などが当時のままに置かれていました。

2邸とも時代は違えど、空間構成や装飾のディテールに至るまで、独特の空気感を醸し出しています。デザインそのものではなく、その空気感を少しでも吸収しようと感覚を出来うる限り研ぎ澄まして・・・

当時の邸宅は来客をもてなす洋館と、日常を主に過ごす和館とがあり、旧乾邸には和館は現存しておらず、旧村山邸は和館は残念ながら非公開でした。

実は・・・この旧村山邸の和館は建築家、藤井厚二によるもので、今日はこれが目当てだったのです。前に「聴竹居」を見学して以来、藤井氏の作品を他にも見てみたいという思いから、芦屋から近いこの旧村山邸を気に掛けていたのですが、たまたま今回の見学会のイベントを知り、参加したというわけです。

ですが、残念・・・見学できるのは洋館のみでした。ただ、洋館の2階奥の和室に張り出した縁側から、洋館から延びる渡り廊下と和館の全貌が見渡せた時、しばらくそこから身動きできませんでした。つい先日、5年ぶりにそこの茶室でお茶会が開かれたとのことで、保存状態はいいようです。ただ見学で公開するには、あまりにも複雑すぎて管理しきれないとのことでした。あ~でも見てみたい・・・

旧乾邸では、今回の見学会主催の神戸市教育委員会 文化財課の前田氏、旧村山龍平邸では、神戸芸術工科大学名誉教授の坂本氏、そして最後に香雪美術館では学芸員の方々に、各々ご丁寧な解説を頂きまして今回の見学会は非常に充実した時間を過ごせました。時に紅葉もまさに美しく、今日訪れた空間に漂ってきた空気の重み、時間の重なりをヒシヒシと感じながら、現場を後にしました。

そして今日は娘の5歳の誕生日。おめでとう・・・

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2008年11月26日 (水)

建築家無料相談会参加決定

Asj03

日時:2008/12/07(日) 13:00~17:00

場所:ASJ大阪狭山スタジオ

建築家無料相談会に参加します。

詳しくはこちらまで

当日はご予約優先制です。相談ご希望の方は申込みフォームもしくは当アトリエまで事前にご予約頂ければ確実です。

「土地探しのこと」「設計のこと」「工事のこと」「資金のこと」など、新築、リフォームを問わず、お住まいのお悩みやご相談に無料でお応えいたします。

また、当日はこれまでの作品の写真や模型、図面など、ご自由に見て頂けるように展示しています。その家ごとのこだわりをご紹介いたします。

そして、もし具体的な計画に進まれる場合は、今の時期からしまして、年内に何とか第1案をまとめることが可能です。お正月休みにご家族でじっくりと考えられるのもいかがでしょうか。

どうぞお気軽にご来場、ご相談下さい。よろしくお願い申し上げます。

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2008年11月25日 (火)

キッチン据付完了>階段製作

Hh12 今日は朝一で「大黒梁のある家」の現場へ。・・・と思ったら、大阪環状線で事故のため1時間20分も立ち往生。現場に着いたのは11時頃でした。

先週末に無事キッチンも据付けられ、内部の壁下地もほぼ終了。階段の製作が進められていて、今日は階段納まりの打合せが主でした。予定では大工さんは明日でおしまい?最後の大詰め、頑張って下さい。

今日は塗装屋さんも来られてたので、外壁の仕上についてあれこれお話しました。あと、塗装の色褪せについてとかも。最近ちょっと雨が降ったりするのもあって、仕上の際には気掛かりでもあります。

さて、週末はいよいよ・・・

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2008年11月21日 (金)

床貼り完了

Hh11 「大黒梁のある家」大工さん二人もいよいよ大詰め。

床貼りも完了して、まずはキッチン周りの仕舞いから。黙々と作業をされています。カウンターも出来て明日のキッチン据付の準備は万端です。

脇には胸辺りまで積まれた壁用の石膏ボードが。これから階段、壁、そして最後に造作家具へと進んでいきます。こうして徐々に完成へと日々近づいていきます。

外周りは補修も終わり、今日は高圧洗浄が行われました。明日はキッチンの据付の他、外壁の色模様と床や建具に塗る保護剤の色合い、そしてクロスやタイルを決めます。

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2008年11月18日 (火)

床貼り開始

Hh10 昨日、今日と「大黒梁のある家」の現場に詰めていました。

今日からいよいよ床貼りです。基の躯体との兼ね合いで微妙に調整が必要になってきたり、大工さんもあれこれ手間が増えてしまうのが気掛かりですが・・・

床に埋め込む建具のレールの左右で数ミリ通りがずれていたり、床の目地と壁との取り合いが変に目立たないように、などなど、とにかく考えすぎずに自然体で構えて素直な答えを出したいところです。

外周りも昨日の左官に続いてコーキングでの外壁補修などが進み、高圧洗浄を経て仕上の吹付へと展開していきます。

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2008年11月13日 (木)

管理建築士資格取得講習

J01 今日は終日、管理建築士のための講習会に行ってきました。

もう・・・軟禁状態です。ですが、改めて例の構造偽装事件以来、社会的に建築士(建築家?)がおかれている状況が身にしみて判りました。そして改めて、何てことをしてくれたんやと憤りを感じています。

そしてこの11月28日から、建築士を取り巻く法律が大きく変わります。これまでの業務内容がより細かく丁寧に一般のエンドユーザーに対して対応していくということが主軸となりますが、よ~く考えれば我々の仕事は専門職であり、ある意味傲慢に?物事を進めていた感もいがめないのも事実だと思います。

これまでまじめにコツコツ活動を重ねてこられた方は引き続き、そうでない方も?これから一つ一つ着実に業務を全うされることを願って、ここからまた、新たに建築業界が活性化していくことを望みます。そして出来れば建築としてのレベルが高いものが認識されていけるようになればと。

〆の修了考査(テスト)では、年配の方ほど難しいという言葉を口にされていました。これからの状況を見守ると同時に、自分自身にとって大きな刺激となりました。

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2008年11月11日 (火)

着々と・・・

Hh09 「大黒梁のある家」一週間ぶりの現場でした。

玄関の増築部分や耐震補強の軸組などの他、天井の下地もほぼ完了。早いです。今日は床の無垢板の割付や木製建具の納まりなど、大工さんを交えて打合せしました。夕方、サッシも搬入され、外周りの仕舞いも着々と進んでいきます。明日から電気工事、明後日には外部足場が建てられ、金曜にはユニットバスの設置が予定されています。

お施主さんとは今回特注でつくるTV・AV収納を主に、テーブルとのコーディネイトや床板や木部の色合いについて打合せしました。特に家具は製作期間が1ヶ月かかりますので、今週に発注しないと間に合いません。これまでいろいろご一緒に悩んできましたが、ボチボチ結論を出さないといけない時期に差し掛かりました。

いつもはくすんだ白でぼかすことが多いので、いざ色を使うとなるとしかも既製の素材や家具の突き板の感じと併せるのはなかなか難しいことです。どれもが自然素材を基に発色させるため、同じ色でも色合いが変わったり微妙な違いが生じます。まあ、それが自然素材の良さの一つなんですけどね。その微妙な違いがこれからの日常にとっていい方向で演出してくれることを想像しながら日々悩み続けています。

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2008年11月 5日 (水)

大黒梁据付

Hh08 「大黒梁のある家」の主題となっています「大黒梁」が据付られました。

従来なら梁勝で柱を下から入れ込んでの仕口になりますが、監督さんの計らいで金物工法を用いることになりました。柱で既存の梁を支えながら、新たな大黒梁を下からスライドさせてピンで固定。これにて大幅に工期短縮です。大工さんも3人入っていることもあり、恐ろしく早いペースで進みそうな・・・

その他、壁下地の調整やサッシ納まりなど詳細に至るまでを、設計段階の思考と施工上の問題点をすり合せながらの打合せを行いました。構造躯体が固まったので、出来上がりまでの想定がつかみやすくなってきました。このまま今週でほぼ床下や壁の調整が進んでいきます。モノの納期と発注時期も頭に入れながら、先を読んで指示を出していかなければなりません。

次回は来週、電気配線なども打合せする予定です。

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2008年11月 2日 (日)

U-7 サッカー低学年リーグ

P20 今日は朝から次男のサッカーの試合を見に。といってもすぐ近所の公園が会場でした。

U-7というカテゴリーで他チームとの試合。土日は打合せやイベントなど、仕事が入りやすいため、なかなか見に行くことが出来ず、久しぶりでした。

なんと最初の試合はゴールキーパー。まだ小学校1年生なので、ポジションや戦術なども決まってなくて、比較的ボールの行方に固まりがちですが、ウマイ子はウマイ。普段は大きく蹴らずになるべくドリブルで切り込んでいく練習をしているようで、なかなかのボールコントロールです。

まだまだ小さい身体で元気いっぱい走り回る子供たちを見て、久しぶりの気分転換。時間があればまた見に行ってやりたいです。

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2008年11月 1日 (土)

型枠脱却>玄関ポーチ土間打設

Hh07 今日は朝から「大黒梁のある家」の現場へ。

前回打った基礎の型枠バラシの確認と、今日は玄関ポーチの土間の打設。レベル調整を直前まであれこれやって、結局最初に戻ったりとかしながら、監督さんや職人さんたちと楽しくやってます。(笑)

午後からは既存の出窓部分が崩壊寸前だったりで一部変更が生じたため、お施主さんと確認の打合せを。現場に来られて一番、これまで土だった床下が見事にコンクリートに変わっていたので驚かれていました。その他いろいろ発注関係などを確認しつつ、いよいよ来週から大工さん登場。

祝日明けから土台の据付に始まり、梁の架け替えや構造的な変更と新たな架構が・・・かなりのスピードで進みそうな気が・・・しばらく現場に併せてバタバタしそうですが、そんなスピード感も建築の醍醐味の一つです。と、感じています。お楽しみはまだまだこれからです。

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