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2008年10月21日 (火)

スケルトン・・・

Hh05 今日は昼から「大黒梁のある家」の現場へ。

昨日から解体が進み、構造骨格が露わになってきました。当初コスト調整で検討していた部分も、大工さん曰く「下手に下地を残して作業するのは手間が掛かる」とのことで、おおかたの壁が撤去されました。

築25年。お風呂周りの土台はさすがに傷んでましたが、新たな計画には支障の無い部分。しかし出窓は構造的にも微妙。補強しながらも残しておきたい箇所ですが・・・様子を見ながら既存のサッシを撤去する方針で。

外壁の下地は木ズリという板を隙間を空けて貼る工法。木造で最も美しいと感じる上棟時の状況に戻るようで、ある種の生命力のようなものを感じてしまいます。最近では構造用合板で面として壁面を固めてしまいますので、木ズリを目にすることも少なくなっています。こういう光景に出くわすと、建築家、吉本剛さんのBARN-3を思い浮かべてしまいます。

そして当然の如く、内部から外壁下地の木ズリが見えているということは・・・そうです、断熱材は一切入っていなかったということ。当時の住居ではよくあることです。また、今回、床下の湿気対策もあり、土の部分も防湿シートを敷いてコンクリートを流します。来週明けの月曜に、新設の基礎と併せて施工予定です。

予想以上に外壁周りにも筋交いが入っていたので、構造上は少しは安心できそうなのが救いでもあります。

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