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2008年10月26日 (日)

住吉の長屋

A09_3  今日は大阪の住吉へ。

予定より少し早めに出て途中、建築家、安藤忠雄氏の原点ともいえる「住吉の長屋」に寄りました。

まだ学生の頃に見た、まさに長屋を切り取った町並みは今は面影は無く、3階建てが建ち並ぶなかでスッポリとはめ込まれたような感じでした。あいにくの雨模様でしたが、ファサードのコンクリートの表層は美しく、スケール感もものすごく身体的に訴えてくる建築でした。

そもそもコンクリート打放しとは、仕上げをするコストがなくての苦肉の?アイデアの一環でした。それが現在ではコストが掛かる仕上になってしまっています。ただ、そんな時代のコンクリート打放しだけに、この後続いていく安藤さん自身の作品の中でも、ひときわ何かを感じざるを得なかったのかも知れません。

夕刻、所用の帰りに再び前を通り、住吉大社へ。

芦屋に移る前は阿倍野近辺を拠点としていたので、この辺りは結構うろついてました。住吉大社は長男が生まれてお宮参りでもお世話になっていますし、久しぶりの空気感に懐かしさを感じていました。

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